私は60歳で未経験ですが警備員の正社員に採用されました。

 

三重県出身ですが、思い切って東京(・・・と言っても郊外ですが)に出てきて施設警備員をしています

 

私の場合は離婚していて、子供も成人していましたから、私一人が生活出来れば良いので、それほど東京に出てくることも、警備員になることも迷いは有りませんでした

 

現実的には、住む場所も仕事も無かったので他に選択肢が無かったのが現実です

 

この記事では40代後半で警備員への転職を考えている方に

 

  • 警備員は結婚できない?
  • 警備員は家族を養うことができない?
  • 警備員は貯金もできない?
  • 大手の警備会社と地方の警備会社との待遇の違い

 

・・・に関して現役の警備員が本音で暴露していきます!

引用元

警備員は結婚できない?

 「警備員は結婚できない」と言われるのは特定の要因が影響している可能性があります。

 

不規則な勤務時間の影響

 警備の仕事は24時間体制であるため、シフト制勤務が基本となります。特に夜勤や宿直は避けられない場合が多く、これがプライベート、特に交際や結婚に影響を与える可能性があります。

 

  • すれ違い: パートナーが日勤の場合、生活リズムが合いにくく、一緒に過ごす時間が取りにくいと感じるかもしれません。デートの計画を立てるのも一苦労という声も聞かれます。

 

  • イベント参加の制限: 土日祝日や長期休暇に仕事が入ることが多く、友人や家族とのイベント、結婚式などへの参加が難しい場合があります。

 

 

給与水準が低い

 警備員の給与は、他の多くの職種と比較して、高水準とは言えません。特に未経験からのスタートの場合、手取りが低く感じられることが多いです。

 

  • 経済的な不安: 結婚を考える際、経済的な安定は重要な要素です。将来設計において、パートナーやその家族から給与水準に関して懸念を持たれる可能性はゼロではありません。

 

  • 共働きが前提: 多くのケースで、パートナーも働く「共働き」が前提となることを覚悟する必要があります。

 

社会的イメージと理解不足

 残念ながら、一部には警備員という職業に対する偏見や理解不足が存在する場合があります。

 

  • 「楽な仕事」という誤解: 警備員の仕事は、座っているだけ、立っているだけといったイメージを持たれがちですが、実際には高い集中力、責任感、体力、そして緊急対応能力が求められる重労働です。このギャップが理解されないことがあります。

 

  • 「安定していない」という誤解: 正社員であれば安定した職ではありますが、一部で非正規雇用が多いイメージから、不安定な職と誤解されることもあります。

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警備員は家族を養えない?

 「警備員は家族を養えない」という懸念は、給与水準が低いという現実から生まれるものであり、決して無視できる問題ではありません。

 

特に扶養家族がいる場合、この不安はより大きくなります。

 

基本給の低さ

多くの警備会社では、基本給が他の産業と比較して低めに設定されています。

 

  • 生活費の圧迫: 扶養家族がいる場合、食費、教育費、住居費など、様々な生活費が必要となります。基本給が低いと、これらの費用を賄うのが厳しくなる可能性があります。

 

  • ボーナスの有無と金額: ボーナスが支給されない、あるいは支給されても少額である警備会社も少なくありません。ボーナスは家計の大きな助けとなるため、その有無や金額は重要です。

 

残業代と手当への依存

多くの警備員は、残業代や深夜手当、資格手当などで手取りを増やしています。

 

  • 残業ありきの生活: 残業がなければ生活が厳しいと感じる場合、残業が減った際に収入が不安定になるリスクがあります。

 

  • 手当の限界: 資格手当などは上限があり、大幅な収入アップには繋がりません。

 

キャリアアップと昇給の難しさ

警備業界は、職務内容が画一的であるため、大幅な昇給やキャリアアップの機会が限られている場合があります。

 

  • 役職の少なさ: 役職が少ない会社では、昇進による給与アップが期待しにくいです。

 

  • スキルアップの限界: 警備業務に関する資格はいくつかありますが、それが直接的に高額な給与に繋がることは稀です。

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警備員は貯金できない?

 「貯金もできない」という不安も、低い給与水準からくるものです。

しかし、工夫次第で貯金をすることは十分に可能です。

 

貯蓄の難しさの背景

  • 手取りの少なさ: 基本給が低いため、生活費を差し引くと、毎月貯蓄に回せる金額が少ないと感じるかもしれません。

 

  • 緊急出費への備え: 突然の病気や事故、冠婚葬祭など、予期せぬ出費があった際に、貯蓄を取り崩さざるを得ない状況に陥る可能性があります。

 

貯金をするための具体的な戦略

 貯金は、収入の多寡だけでなく、支出の管理と計画にかかっています。

 

  • 家計簿をつける: 毎月の収入と支出を正確に把握し、何にいくら使っているかを可視化することが貯蓄の第一歩です。

 

  • 固定費の見直し: 家賃、通信費、保険料など、毎月必ずかかる固定費を徹底的に見直すことで、大きな節約効果が期待できます。

 

  • 先取り貯蓄: 給料が入ったらすぐに一定額を貯蓄用口座に移す「先取り貯蓄」を習慣化しましょう。手元にあると使ってしまう、という方には効果的です。

 

  • 具体的な目標設定: 「〇年後に〇〇万円貯める」といった具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。

 

  • 財形貯蓄制度の活用: 勤務先の会社に財形貯蓄制度があれば、積極的に活用しましょう。給与から天引きされるため、確実に貯蓄が進みます。

 

  • ボーナスを貯蓄に回す: もしボーナスが支給されるのであれば、その一部または全額を貯蓄に回すことで、目標達成が早まります。

  

大手警備会社と地方の警備会社の待遇差

 警備員への転職を考える上で、最も重要な要素の一つが「どこで働くか」です。大手警備会社と地方の警備会社では、待遇面で大きな違いがあることが一般的です。

 

給与水準

大手警備会社

 

  • 高め: 地方の警備会社と比較すると、基本給、各種手当、ボーナス(賞与)ともに高い傾向にあります。 
  • 安定性: 業績が安定しているため、給与の変動が少なく、賞与も安定して支給されることが多いです。 
  • 年功序列: 多少なりとも年功序列の要素があり、長く勤めることで緩やかながら昇給が見込める場合があります。

 

地方の警備会社

 

  • 低め: 大手と比較すると、全体的に給与水準が低い傾向にあります。特に基本給は抑えられていることが多いです。
  • 不安定性: 会社の業績や個人の評価によって、ボーナスの支給額が大きく変動したり、支給されないこともあります。
  • 昇給の機会: 昇給の機会が少ない、あるいは昇給額が小さいことがあります。

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        まとめ:不安を乗り越え警備員としてのキャリアを築く

         「警備員は結婚できない」「家族を養えない」「貯金もできない」といった不安は、一部に厳しい現実があるのは事実ですが、それは努力や選択次第で乗り越えられるものです。

         

        • 結婚: パートナーの理解と、お互いのライフスタイルへの歩み寄りが鍵となります。

         

        • 家族を養う・貯金: 共働きを前提とし、徹底した家計管理と計画的な貯蓄を行うことで、十分に可能です。

         

        • 待遇差: 大手警備会社の方が待遇面で優れている傾向が強いため、まずは大手企業への就職を目指すことをお勧めします。

         

        40代後半からの転職は、人生の大きな転機となるでしょう。

         

        警備員という仕事は、社会貢献性が高く、定年まで長く続けられる可能性のある安定した職種です。

         

        これまでの人生経験を活かし、警備員として新たなキャリアを築き、充実した人生を送っていきましょう!