本日、行われた2025年・高校野球甲子園大会で山梨学院が昨夏、全国制覇の京都国際を11対4・・・と圧勝してベスト4へ

山梨学院は大会前から前評判は高かったものの、ここまで圧倒的な力で勝ちあがるとは・・・

山梨学院の強さは何と言っても吉田洸二監督の存在です

かつては長崎県の県立・清峰高校を選抜大会で優勝に導き、その後に山梨学院へ。山梨学院でも2023年の選抜で優勝を果たしている名将です

今回の記事では

  • 吉田洸二(山梨学院監督)の年収と経歴
  • 次期監督は部長の息子か?
  • 山梨学院・優勝の可能性

に関して深堀していきます

吉田洸二(山梨学院監督)の経歴

  • 1969年5月6日 長崎県佐世保市生まれ(56歳)
  • 長崎県立佐世保商業卒業
  • 高校時代は甲子園大会出場なし
  • 高校卒業後は山梨学院大学へ進学

 

  • 大学卒業後、母校の佐世保商業の監督に就任。長崎県立平戸高等学校を経て、2003年より長崎県立清峰高校の監督に就任
  • 2009年の選抜高等学校野球大会でエース今村猛(元・広島カープ)を擁し、3年ぶりに決勝へ進出。花巻東との決勝では今村が相手エースの菊池雄星に投げ勝ち、長崎県勢史上初となる甲子園大会優勝
  • 2013年2月15日に母校の山梨学院大学の付属校である山梨学院大学附属高等学校の監督に就任

 

  • 2023年の選抜高等学校野球大会では、清峰で監督を務めていた2009年以来、14年ぶりに決勝へ進出。決勝でも報徳学園を7-3で下し、山梨県勢史上初となる甲子園大会優勝を達成
  • 史上4人目となる2校での甲子園大会優勝を成し遂げています

吉田洸二(山梨学院監督)の凄いところは「野球後進県」とも言われていた「長崎県」「山梨県」で全国制覇(共に選抜大会)している所です

吉田洸二(山梨学院監督)の年収

今年の夏の甲子園大会でベスト8に進出した監督の中で、吉田洸二(山梨学院監督)は唯一、「プロの指導者」になります。高校教員の免許は持って居るものの、山梨学院大付属に招へいされた時から「高校野球部専任監督」として赴任しています

ベスト8に進出した高校の中では異色の存在とも言え、それだけに「結果」が求められる厳しい立場にあるとも言えます

では、「プロ監督」である吉田洸二の年収は、どれ位なのでしょうか?

当然ながら、いくら情報化社会と言えども吉田洸二の年収はネットでも出てきません。

しかしながら吉田洸二監督が現在、56歳であり実績も充分な「プロ監督」であることから下記のように予想されます

  • 一般の高校教員の年収600万
  • プロ高校監督(野球部も含む)年収1,500万

・・・と言われていることから吉田洸二の年収も1,500万程度は有ると予想されます。但し、これは最低ラインであり、無名の公立高校・清峰高校で選抜全国制覇して、山梨学院付属高校からのオファーで赴任していることから2,000万前後の可能性も充分有り得ます

次期監督は部長の息子か

現在、山梨学院監督を吉田洸二が務めて、部長は息子である吉田健人部長(28)です

吉田健人部長は清峰高校で親子鷹として活躍。その後は父親と同じ山梨学院大に進学します。学生コーチを務めて2020年から山梨学院高校の部長に就任しています。部長に就任したのは若干23歳の時ですから、おそらく山梨学院大学の在学中に「野球部・部長」の話は有ったと思われます

山梨学院高校では、普段の練習メニューや練習試合の手配などは、すべて吉田健人部長が行っています。

監督は、、、

「選手がずっと部長に怒られていても、私が知らずにアイスあげたり(笑い)。強く厳しく言いすぎているな、と思った時はちょっと軽くフォローはしているつもりです」

まさに親子鷹ならではの「あうんの呼吸」で山梨学院高校の指導を行っています

 

吉田洸二監督は、まだ56歳ですが将来的には監督の「座」を息子である吉田健人部長に譲るのは既定路線でしょう。おそらく吉田洸二監督が就任する条件として息子の部長の話が出ていたとしても何ら不思議ではありません

山梨学院・初優勝濃厚か

本日の準々決勝の4試合の中でも圧倒的な実力差を山梨学院は示しました。投手の菰田は、さすがに疲労が見えましたが攻撃力は凄まじく、3試合連続の2桁13安打で11点を奪い京都国際投手陣を攻略。投げては2番手の檜垣瑠輝斗(2年)が以降を3失点に抑えリードを守りきる完勝でした。

優勝候補の本命と見られていた横浜が、県立岐阜商業に、まさかのサヨナラ負け。これで一気に山梨学院の夏・初優勝の可能性が濃厚になったとみます。

山梨学院は3回戦の岡山学芸館に続き、2試合連続の2桁得点と強力打線が爆発。夏の甲子園は、この段階まで来ると、さすがに投手に疲労が出てきますから攻撃力の有るチームが有利か。その意味でも最も優勝に近いのが山梨学院と予想します。

吉田洸二監督と息子の吉田健人部長の親子鷹で山梨県勢で初の全国制覇を勝ち取るか?

準決勝の沖縄尚学戦が事実上の決勝戦の可能性が高くなりました。ここを乗り切れば2023年の選抜優勝の時と同じように一気に頂点まで駆け上るか?

注目される山梨学院です