警備員は人生の墓場で終了?60歳の現役警備員が実態を暴露!

私は三重県の地方都市在住・60歳です

今年から地元で警備員に転職しました。一応、正社員での入社です

 

60歳・・・と言っても「気楽な年金暮らし」では有りません

 

40代で自営業に大失敗して、人生が大きく変わりました

 

今回の記事では

警備員は人生の墓場・終了なの?

・・・この点に関して実態を暴露していきます

警備員は人生の墓場・終了なのか?

警備員・・・と聞くと、正直どうでしょう?

 「あまり人には言いたくない」

 「低収入の代表」

・・・みたいに世間では言われていますよね。

 

確かにイメージは良くありません

 

それでも

 「警備員は人生の墓場」

「警備員になると人生終了」

みたいに言われていますが、これは「ウソ」だと断言します

 

警備員が人生の墓場・人生の終了みたいに言われるのは、警備員のイメージが悪いからですね

 

代表的な例を挙げると

  • 夏の熱い時期・冬の寒い時期に外で仕事する
  • 頭を使うことが少ない、完全な肉体労働
  • カラダがしんどいのに低収入
  • 警備員=年配の人が多い

このあたりのイメージが強烈だからでしょうね

 

確かに私自身も

  警備員に、なりたくてなったのではない!

・・・のは正直なところです。

警備員は命を守ってるんだ?

私が今の警備会社に入る前は悲惨でした

 

40代の自営業失敗から、なかなか抜け出せずに離婚して、家族バラバラに。

精神的にも病んでパニック障害を患い20年間、完治には程遠い体調です

今でも車で高速道路の運転は出来ませんし、一般道路の長いトンネルは苦手です

 

そんな中で、遂に賃貸アパートの家賃さえも払えなくなり

「60歳で住まいも仕事も確保できる可能性」

・・・があったのが警備員と言う事になります

 

別に気が進まない状態で仕方なく入社したのですが、亡きオヤジが消防士だった影響もあるのか?

次第に警備員の仕事に魅力を感じるようになってきたのです

 

「警備員は命を守ってるんだ!」

・・・とまでは正直、思わないですよ

 

でも、ですね。

 

社会で言われている

「人生の墓場」

「人生終了」

とは全く思わないですね

 

警備員になって少し意識が変わったのは3年前の京都府亀岡市での花火大会の出来事を知ったからです

コロナで、外出も規制されるなかで久しぶりに開催された亀岡市の花火大会

 

しかしながら人が殺到して非常に危険な状態に、なりました

 

そこで、ある警備員が

 「止まれ!人の命を守ってるんだ」

・・・と叫んだのです

 

これは賛否両論ありましたが個人的には正義感あふれる警備の姿だと考えます

 

この記事を偶然ネットで読んで、私の中で

「警備員のイメージ」

「自分の中での意識」

が変わりました

警備員は社会の底辺ではない!

警備員=社会の底辺

・・・みたいなイメージを持たれ、ここから抜け出せないとも言われている警備員。

 

しかしながら本当に、そうでしょうか?

 

実際に勤務し始めて、個人的には

「全く違う」

とハッキリ言いきることが出来ます

 

確かに、他の記事でもアップしていきますが

「どうしようもない人たち」

・・・が多いのは否定しません

例えば、ウチの会社にも居ますが

  • 平気で遅刻する
  • しかも謝罪しない
  • 仕事中に、御客様とケンカする
  • 仕事中に同僚を殴る
  • 仕事中に寝る(施設警備)
  • 休みはバクチに明け暮れる

でも、これは警備員に限った話では、ないです

 

他の職業でも、

どうしようもない人たち

・・・は存在します

 

実際に警備員を、やってみて感じることは

  • シフトの融通が利く
  • 余り年齢を問われない

ことから私のように60歳以降の警備員が多くなるのが現実です

 

また仕事内容も、あまり複雑ではないことから第二の人生として警備員を選ぶ人が多いのです

 

しかしながら、このことが「人生の最後=警備員」のイメージが定着してしまっているようです。

 

また、警備員になるための必要な条件は特に求められません

 

このことが

「警備員は誰でもなれる」

・・・との誤解・認識されるのも事実です

 

「職業に貴賤なし」

と言われますが、現実には警備員に対する世間のイメージは良くないのが事実です

 

しかしながら、その中でも、しっかりとしたプロ意識さえ持てば、簡単にゴボウ抜きできる業界です

まとめ:警備員は未来を拓く仕事

「警備員は人生の墓場で終了?」という問いに対する私の答えは、完全に「ノー」です。

警備の仕事は、安定した需要があり、未経験からでも挑戦でき、努力と経験次第でキャリアアップも目指せる、将来性のある仕事です。

そして何より、人々の命と安全を守るという、社会貢献性の高い、やりがいのある仕事です。

いくらAIが進化しても現実的に、人の目と心、そして判断力が必要とされる場面は決してなくなりません。

今、開催されている大阪万博を見れば一目瞭然です

もし、警備の仕事に少しでも興味があるのなら、ぜひその可能性を探ってみてください。

あなたの「人生を拓く」新たな道が、そこにあるかもしれません。

次回からは警備員の年収・勤務体系に触れていきます

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