白鵬の爆弾発言は参院選出馬か?年収1憶超えと照ノ富士との確執

元横綱・白鵬(現・間垣親方)が6月6日付けで日本相撲協会を退職

一時的に母国に帰国していましたが「6月9日に全て話します」との意味深発言を残しています

既に相撲協会を退職していますから怖いもの知らずの白鵬。

果たして6月9日に白鵬が語る爆弾発言とは何なのでしょうか?

白鵬が参院選出馬か?政界進出の可能性と相撲界への影響

日本相撲協会を退職した白鵬関の次のステージとして、にわかに注目されているのが「政界進出」、特に「参議院選挙への出馬」の可能性です。

自民党の森山幹事長は、白鵬と面会した事実を認め、次のように語っています

「白鵬さんは相撲に対する情熱を非常に持っておられましたね。見識が深く、感銘を受けました。相撲を世界のスポーツにしなきゃいかんと。しっかりした考えを持っておられる方です」

参院選出馬の可能性を裏付ける要素

  1. 知名度と影響力: 白鵬関は、国民的スポーツである相撲の頂点に君臨し続けた「大横綱」であり、その知名度は全国区です。老若男女問わず、多くの国民が彼の存在を知っており、その影響力は計り知れません。選挙において知名度は非常に重要な要素であり、この点において白鵬関は圧倒的なアドバンテージを持っています。特に参院選は「人気・知名度がある候補が圧倒的に有利」ですから自民党が出馬打診に動いたのも不思議なことではありません

  2. 社会貢献への意欲: 現役時代から、慈善活動や社会貢献に積極的に取り組んできた白鵬関。モンゴルと日本の架け橋となる活動や、東日本大震災の被災地支援など、その行動力は高く評価されています。政界に進出し、より大きな枠組みで社会貢献をしたいという思いがあっても不思議ではありません。

  3. 外国人力士の地位向上への思い: 自身もモンゴル出身であり、日本相撲界で頂点を極めた白鵬関は相撲界における外国人力士の地位向上や、多様性の受容に対する強い思いがあると推測されます。政界から相撲界、ひいてはスポーツ界全体に働きかけることで、より良い環境を築きたいと考える可能性もあります。

  4. 引退後の活動の選択肢: 大横綱が引退後、年寄として部屋を興し、後進の指導に当たるのは相撲界の慣例です。しかし、白鵬関は相撲協会を退職しました。これは、相撲協会という枠組みにとらわれず、より自由な立場で社会活動を行う意思表示とも解釈できます。その選択肢の一つとして、政界進出は十分にあり得るでしょう。

政界進出が相撲界に与える影響

もし白鵬関が本当に参議院選挙に出馬し、当選するとなれば、相撲界に与える影響は甚大です。

  • 相撲界の知名度向上と活性化: 元大横綱が政界に進出することで、相撲界への注目度が再び高まることが予想されます。白鵬関が国政の場で相撲やスポーツの振興を訴えれば、新たなファン層の獲得や、競技人口の増加にも繋がり、相撲界全体の活性化に寄与する可能性があります。

  • 外国人力士・スポーツ界の地位向上: 白鵬関が国会議員となれば、外国人力士の権利や、スポーツ界全体が抱える課題(セカンドキャリア、ハラスメント問題など)について、法整備や政策提言を行う可能性が出てきます。これは、相撲界のみならず、日本のスポーツ界全体にとって大きな変化をもたらすかもしれません。

  • 協会との関係性の変化: 協会を退職したとはいえ、白鵬関は相撲界のレジェンドです。政界に進出すれば、協会との関係性も新たな局面を迎えるでしょう。批判的な立場を取るのか、あるいは橋渡し役となるのか、その動向は注目されます。

  • 若手力士への影響: 白鵬関を目標としてきた多くの若手力士にとって、彼の政界進出は、現役引退後の新たなキャリアパスを示すものとなる可能性があります。相撲界以外の分野で活躍できる可能性を示すことで、力士たちのセカンドキャリアに対する意識も変わるかもしれません。

しかし、政界は相撲界とは全く異なる世界です。

相撲の土俵で培った強さや知名度が、そのまま政治家としての資質に繋がるわけではありません。

白鵬関がどのような形で社会に貢献していくのか、その動向は引き続き注目されることでしょう。

白鵬の年収1憶超え

横綱当時の・白鵬の年収は、1億以上と言われています。

横綱の概算の年収として

  • 月給は約282万円
  • ボーナスは約564万円
  • 特別手当120万円

これだけだと年収5000万くらいですが更に懸賞金と、タニマチからの「ご祝儀」が出ます。このタニマチからのご祝儀は「ごっつあん」と呼ばれる金額ですが、当然、金額は不透明で相撲協会も把握できない範囲

しかも白鵬は現役当時はCMにも出演していましたから当然、現役当時の年収1憶超えは確実でした

現役引退後は、1憶の年収には至らないと予想されますが、現役当時から変わらず後援会からの「ご祝儀」は

続いているといわれていて今でも年収5000万から7000万ではないか?と言われています

何よりも現役当時に稼いでいましたから、その経済力は相当なものがあります

白鵬と照ノ富士:二人の横綱の間に生まれた「確執」

白鵬関が日本相撲協会を退職した背景として、最も注目されているのが、現横綱・照ノ富士との間にあったとされる「確執」です。

具体的な内容については様々な憶測が飛び交っていますが、その根源には、両者の相撲観や指導方針、そして大横綱と新横綱という立場ゆえの複雑な関係性が存在していたと考えられます。

確執の表面化と背景にあるもの

白鵬関と照ノ富士関の関係は、もともと師弟関係に近いものでした。照ノ富士関は、白鵬関と同じモンゴル出身であり、怪我からの大復活を遂げる過程で、白鵬関が精神的・技術的にサポートしていた時期もありました。

しかし、照ノ富士関が横綱に昇進し、両者が同じ土俵に立つ「横綱」という立場になったことで、徐々に関係性が変化していったとされています。

具体的な確執が報じられるようになったのは、2021年9月場所での出来事がきっかけと言われています。

この場所で白鵬関は引退を表明し、照ノ富士関が新横綱として初めて土俵に上がった場所でもありました

一部報道では、白鵬関の引退相撲やその後の協会内での立ち位置、そして照ノ富士関の横綱としての振る舞いに関して、両者の間で意見の相違があったと伝えられています。

確執の背景として考えられる主な要因は以下の通りです。

  1. 相撲哲学・指導方針の違い: 白鵬関は、現役時代から徹底した自己管理と向上心で相撲道を追求してきました。その指導方針も、厳しさの中に合理性を求めるものであったと推測されます。一方、照ノ富士関は、度重なる怪我と病気を乗り越えた「不屈の精神」の持ち主であり、その相撲スタイルや指導観にも独自の哲学があったことでしょう。若手力士の育成において、それぞれの親方としての指導方針が衝突する場面があった可能性は否定できません。

  2. 大横綱としての矜持と新横綱の責任: 白鵬関は、長きにわたり相撲界の顔として君臨してきた大横綱であり、その相撲に対する深い愛情と責任感は並々ならぬものがありました。引退後も、相撲界の発展のために尽力したいという思いは強かったはずです。 一方、照ノ富士関は、白鵬関という偉大な横綱の後に続く者として、新たな時代の横綱相撲を確立するという重責を担っていました。それぞれの立場から相撲界の未来を案じるがゆえに、意見の対立が生じることもあったのかもしれません。特に、白鵬関が横綱として培ってきた経験や知識を、照ノ富士関にどう伝えるか、あるいは伝えるべきかという点でのすれ違いがあった可能性も指摘されています。

3.モンゴル出身力士としての複雑な関係性: 同じモンゴル出身という共通のルーツは、一方で親近感を生むと同時に、より深いレベルでの期待や軋轢を生む要因にもなり得ます。日本相撲界におけるモンゴル出身力士のパイオニアとしての白鵬関の立場と、それを引き継ぎ発展させる照ノ富士関の立場。互いに相撲界を背負う者としての重圧の中で、微妙な感情の揺れ動きがあった可能性も考えられます。

4.協会内の力学と若手親方としての立場: 日本相撲協会は、伝統と格式を重んじる組織であり、その中での力学は複雑です。白鵬関は、引退後間もなく部屋を興し、若手親方としての道を歩み始めたばかりでした。一方で、照ノ富士関は現役横綱として、協会内での発言力も増してきています。両者の間での意見の食い違いが、協会内の他の親方衆を巻き込み、組織全体としての判断に影響を与えた可能性も指摘されています。

まとめ:白鵬の退職が示唆する相撲界の転換期

元横綱・白鵬関の日本相撲協会からの退職は、単なる一親方の去就に留まらない、相撲界全体の大きな転換期を示唆する出来事であると言えます。

照ノ富士関との間にあったとされる「確執」が、指導方針や相撲哲学の違いから生まれたものであれば、それは相撲界の世代交代における避けられない軋轢なのかもしれません。

新旧の横綱がそれぞれの相撲観を持ち、それが時に衝突することは、健全な発展のためには必要な過程とも考えられます。

しかし、今回の白鵬関の退職が、協会内の風通しや、親方衆の多様な意見を吸い上げる体制について、改めて問いを投げかけるものであることは間違いありません。

そして、白鵬関の次のステージとして浮上した「参議院選挙出馬」の可能性は、相撲界の枠を超え、日本社会全体に大きな影響を与える可能性があります。

白鵬関の決断が、彼自身の新たな挑戦であると同時に、日本相撲協会、ひいては日本のスポーツ界全体にとって、どのような未来を切り開くのか。

その動向から目が離せません。


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